2018年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2018年も皆様がご健康で、そして笑顔で

 

益々こころ豊かな毎日を送ってゆけますよう

 

心からご多幸をお祈りしております。

 

 

* * * * * * * 

 

 

あなたが元気でいてくれる

 

ただそれだけで 

 

僕は とても満たされた気持ちになる

 

いつも ありがとう

 

どうか お幸せでありますように

 

 

江口貴勅

 

 

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毎日少しずつ書いてやっとの年始のご挨拶です(恥)。。。

 

 

遅くなりましたが、みなさん、お元気ですか?

 

お陰様で、大きな怪我や病気などすることもなく

 

家族揃って、新しい2018年を迎えることができました。


改めて2017年を振り返りますと、実にたくさんのご縁を頂きました。

 

このご時世に、本当に有り難いことで、ただただ感謝しかありません。

 

 

 

特に印象的だったことを書き出すと...

 

 

 

『就活家族〜きっと、うまくいく』

 

まず1月からスタートした三浦友和さん主演のドラマ

 

『就活家族〜きっと、うまくいく』の音楽を担当させて頂いたこと。


実は...

 

僕が映画館で生まれて初めて見た日本映画が『姿三四郎』で


なんとその主演が、”三浦友和”さんでした。

 

(追記:最近その監督が岡本喜八監督だと知りました)

 

 

父は生涯柔道一直線の人でしたし、母は無類の友和さんファンとあって、

 

当時まだ6歳の自分と妹弟の5人家族総出で、当然のようにこの映画を観に行った訳でアリマス。

 

大きな音が流れる暗闇の中で、2時間以上も大画面を静かに見つめるという

 

お化け屋敷と同じく幼稚園児には非日常的な強烈なインパクトがあったようで

 

スクリーンの光に照らされる母の横顔まで今もしっかりと記憶に残っています。

 

(ただ怪しいのは同じ年に公開されたスターウォーズの記憶と三四郎が入り交じっていて

 

頭巾を冠った宇宙人みたいな変な敵が途中登場してきたりと、大分おかしなことにはなっていますが...笑)

 

自分がまだ音楽を始める前でしたし、将来自分が音楽を生業とし

 

その三四郎=トモカズさんの主演連続ドラマを

 

担当する日が来よう等とは、まったく夢にも思いませんでした。

 

運命って本当に予想外。すごい巡り合わせですね。

 

余談ですが、父が他界してから少し元気がなかった母ですが、

 

その母の大好きな三大俳優(赤木圭一郎さん、田村正和さん、三浦友和さん)である

 

前回の田村正和さんに続き友和さんのドラマを担当させて頂けて

 

とても喜んでおりました。きっと父も向こうで喜んでいることでしょうね。

 

打ち上げパーティで友和さんにお会いできるのを心から楽しみにしていたのですが

 

直前にインフルエンザに掛かってダウン。まさかの欠席(号泣)

 

まさに一生の不覚でありますが、きっとこれも何か意味があるのかなと...

 

いつか来たる再会を夢見て、その時の為にまた日々精進あるのみです。

 

 

 

 

『KOKIA with Orchestra di Roma』

 

春には、KOKIAさんとローマ•イタリア管弦楽団(Orchestra di Roma)とのコンサートが開催。

 

この演奏会の為の新曲(4曲)のオーケストラアレンジを担当させて頂きました。

 

また10月から放送されたアニメ『魔法使いの嫁』の中で流れたKOKIAさんの挿入歌

 

『精霊の舞い〜The spiritual dance』のアレンジも担当させて頂いたりと

 

今年もKOKIAさんと一緒にいろんな音楽作りができました。

 

特に、KOKIAさんから最初に受け取った”精霊”のデモ音源を聴いた時の衝撃!!!

 

聴いた後しばらく心臓がドキドキしてしまった程...

 

リリース版は良い意味で整えられ”曲としての聴きやすさ”を纏っていますが、

 

原曲の”生まれたてのむき出しの感じ”は、尋常でない神懸かり方。

 

...やはり彼女は天才。

 

 

 

 

『YUKI concert tour “Blink Blink” 2017』

 

また、春から夏に向けて開催されたYUKIさんのアリーナツアー「Blink Blink」では、

 

引き続き今年もライブ曲の弦アレンジや、曲間を繋ぐ間奏曲など書かせて頂きました。

 

そして嬉しかったのは、今年から”江口さん”から、”江口くん”になったこと♫😀

 

横浜アリーナの客席で、お客さんと一緒に跳んで跳ねて歌い笑い涙したのも

 

本当に楽しい思い出です。

 

楽屋に戻るとき、隣のお客さんが妙に自分の服を見てるなーと思ったら

 

バックステージパスが着いたまま!!

 

慌てて(でも慌ててないふりをして)外したりして(汗)。

 

2017年も終わりに近づいたころ、友人と会ってたら偶々YUKIさんの話題に。

 

そこでレコード会社と契約終了した事を知りました。相変わらずなんという鈍さ(遅っ!!)

 

本当に驚きましたが、世界中の人に愛されるカリスマスパースターYUKIチャンですから

 

また新しい扉を開いて、またさらに素敵に、あのオンリーワンの歌声を

 

僕らに聴かせてくれることでしょう(姫、再会を待ってるぜ!!!)。


 

 

 

『ソニックフォース』

 

11月には、昨年からずっとその音楽制作に携わって来たセガゲームスの

 

『ソニックフォース』が、ついに世界発売開始。

 

そのオーケストラテーマの編曲、カットシーンで使用するオケ楽曲の作編曲など担当しましたが

 

日本国内でのレコーディングの他、今回はサウンドディレクター大谷氏と共にロンドンに飛び

 

ハリウッドの有名映画音楽などでグラミー賞を受賞して来たジェフ氏ら敏腕チーム

 

そしていつか実現できたらと思っていた夢のひとつでもあった

 

ロンドン交響楽団とのレコーディングに望むことができました。

 

(その収録スタジオのエントランスにはスタジオ創設者でビートルズのプロデューサーだった

 

あのジョージ•マーティン氏の直筆『Yesterday』のストリングススコアが...)

 

とても幸運な出来事であり、今後の音楽制作にも大きな影響を与えてくれであろう

 

素晴らしい体験でした(SD大谷氏、そしてプロデューサー諸氏に改めて感謝♫)。

 

 

 

 

あと『 Bjork(これはニヤミスw)』

 

フジロックフェス出演のため来日した、某所でのビョークさんの弦のリハに

 

より円滑に進むよう、又何かあった時の譜面調整役スタッフとして呼んで頂きました。

 

...といってもビョークチームの音楽監督も室谷ストリングスの皆さんも

 

とても素晴らく円滑にリハーサルは進み、僕はほとんど出る幕なしw

 

しかもビョークさんは本番だけステージに現れたので、結局会ってない。。。

 

ただ個人的にとても好きなアーティストとその作品(ヴァルニキュラ)を

 

内側からの視点で感じる事ができたのは、とても刺激的で素晴らしい体験でした。

 

機材もハイテク♫

 

 

 

 

そして2017年、最後のサプライズが!

 

 

2017年も終わりに近づいたクリスマスの直前のこと

 

2010年のオーケストラ公演が最後だったボーイズ2メンサイドから

 

『久しぶりにぜひ会って話がしたい』との突然の連絡が...。

 

ディナーショー控え室で、懐かしいメンバーの皆さんとの再会。

 

ショーンさんには素敵な奥様とカワイイお嬢さんの姿も。

 

ボーイズ2年目の公演の少し前にうちの息子が生まれて今年で7歳。

 

(もう、そんなに経つのか...)

 

あの時のスコアをとても気に入り、今も世界中の公演で使ってくれていると聞いて嬉しかった。

 

(みんなで力を合わせて頑張った甲斐があったね)

 

とても充実していた2017年の締め括りに、こんな嬉しいサプライズがあるなんて。

 

近い将来、また楽しいことがありそうな予感。

 

 

* * * * * * *

 

 

本当に恵まれた幸せな一年。すべてが皆様のお陰です。

 

お陰様で本当に充実した2017年となりました。

 

ひとつひとつのご縁を下さった方おひとりおひとりの顔を思い浮かべて、

 

心から感謝するばかりです(ご無沙汰している皆さん、お元気ですか?)

 

 

 

生きてると良いことばかりではなく、時々凹むこともありますが

 

それでも、それはそれとして受け入れ味わったら

 

また顔を上げて、笑顔で、こころ豊かでありたいと思います。

 

笑う角には、福来る、、、ですね。

 

お陰様で今年も既にいくつか新しいプロジェクトが水面下で進行しています。

 

今まで経験したことのないワクワクするようなチャレンジもしてゆきます。

 

また時期が来たら改めてこちらで、ご報告させて頂きますね。

 

 

2018年、どうかご健康で

 

そして笑顔で、こころ豊かな一年を。

 

 

 

(一部内容を追記しました。2018.1.15)

 

 

追伸

 

年賀状お送り頂いた皆様本当にありがとうございました。

すみません、寒中見舞いになりますが改めて。。