絶対絶命のピンチ!
2006.05.25 Thursday
今日は、前回ご紹介したのlisaちゃんの楽曲"tears"の生弦のレコーディングがありました。
通常ほとんどの場合、オケが全部仕上がってから歌を録ることが多いのですが、スケジュールの都合により、今回は先に歌を録ってから、後でシンセの弦のパートを生に差し替えるという方式。
スタジオは生弦録りも最高の音で録れるお気に入りの一つで、ちょっとリッチな青山ビクター301スタジオ(^^)v。僕のサントラものの作品でも結構利用頻度の高い、広くて品のいい残響のあるスタジオでもあります。
そんなワクワクするような今回のスタジオですから、いつもよりかなり早めの余裕を持った行動。『今日は早めに行ってお茶でもしよう』などと珍しく余裕の江口。
そんな中、それはいきなりやって来た。
突然の稲光とともに、あっという間に滝のような激しい雷雨!
慌てて部屋中の窓を閉めて回り、安心したのもつかの間、マシンにトラブル発生!
あげくの果てにレコーディングに使用する為のオーディオデータを、ハーディスクにコピーすら出来ずエラー続出。なんとか時間掛けてDVDに焼けたと思ったら、そのDVDがコンピュータに認識されない。データは目の前にあるのに、それをウチから持ち出せないという謎のトラブルに陥り、いきなり絶体絶命の大ピ〜ンチ!
それからあの手この手を尽くし、祈るような気持ちで再チャレンジ。
...どうかHDにコピーよ出来てくれ〜!
...行ってる行ってる...よし行け〜っ!
(エラー表示なし)
お〜〜〜できた〜!
でも気が付けばもうこんな時間。それにこのデータが壊れてないとは言い切れない。でもそれを確認する時間がない。運を天に任せて焼いたDVDとHDを抱えて出発。
なんとか時間10分前にスタジオに滑り込んみセーフ!!!
データも問題なく開けて...『危なかったぁ。。。』
演奏者の人数が多くなればなる程、そのリスクは大きいですから。
...とまぁいろいろとありましたが、現場のレコーディング自体は一つのトラブルもなく、皆々様のお陰で素晴らしくスムーズに流れ、またしてもなんとも感動的なサウンドが録れました。
凝りもせずコテコテの暑苦しい台詞連発のこのアレンジャーに、いつも情熱と最高のサウンドで応えて下さる桑野ストリングスの皆さん、そしてその感動を瑞々しいままに鮮やかに録音してくれたエンジニアの大英パパ、こんな僕をいつも信頼し期待して、今回この最高の環境を準備して下さったプロデューサー桜井さん、皆さんありがとう!
...心から感謝!(涙)
今日は録りのみで終了。後日トラックダウンが待ってます(^^)v
☆今日またしても写真を撮り忘れました...スイマセン(>_<)
一応イメージという事で、我が家のバイオリンちゃんご登場。
明日は今日とは打って変わって、ホームグラウンドなスタジオで思いっきりロックなバンドサウンドのレコーディング。早起きできるかなぁ(笑)
いつも冷静に(←私の勝手なイメージσ(^_^;)しているんじゃないかと思っていたのでなんだか想像できないっっ。
大変でしたね。
落雷で機材に影響がなかったですか?
以前、自宅のテレビが落雷と共に映らなくなったことがありました・゚・(>_<)・゚・
今朝のワイドショーでも東京の雷雨の事言っていました。
豪雨の中開き直って堂々と歩いているサラリーマンがいたとか(*_*)
雨の後は空気が綺麗になるので東京でも星が見えていたのかなぁ。。
私は昨日、携帯電話とテレビのリモコンを間違えて仕事に行ってしまいました。。