2010.11.06 リリース 『ワルツの夢』by YURI

JUGEMテーマ:音楽


<ワルツの夢 〜 YURI >

2010.11.06 ON SALE !











YURIさんの最新作『ワルツの夢』が、いよいよ本日11/6からリリース開始。

江口はアレンジとYURIさんと共に共同サウンドプロデュースをさせて戴きました。

今回は通常のバージョンの他に、ピアノとチェロだけのシンプルなアレンジバージョンも同時リリース。


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『ワルツの夢』の曲紹介


『ワルツの夢』

オリエンタルで郷愁を誘うメロディと、誰しもが心の中に持っているインナーチャイルドに直接語りかけるような歌声。 寂しさ。黄昏。夢。あこがれ...。
オーケストラによる万華鏡のように変化するシーンが、おとぎの国か遠い異国のパレードの列に迷い込んだような感覚にさせる魔法がかった幻想的マイナーワルツ。


『ワルツの夢〜Piano version』

印象的なイントロから始まるピアノのリリシズムとは対象的に、敢えてシンプルなラインをキープし続けることで切なさを募らせるチェロ。
シンプルな編成だからこそ生きる、伝えたかったダイレクトな感情がそこにあります。


YURIさんのご紹介

気鋭のボーカリストとしてのご自身のアーティスト活動だけでなく、作曲家としても愛内里菜さんやyukinoさんなどへも楽曲提供してきた優れたメロディーメイカーで、現在数百曲という未発表のストックがあるというYURIさん、益々今後のリリースが楽しみです。


 YURIオフィシャルサイトはこちら→http://yuri-web.com/

『ワルツの夢』はインターネットダウンロードのみの限定配信です。

ダウンロードの詳細はこちら→https://www.vibirth.com/artist_detail/YURI




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今回初めてご一緒させて頂きましたYURIさん。
制作スタッフは初めての顔合わせにも関わらず終始笑いが絶えず、楽しみながら自然に良い音楽へと導かれて行くようなとても心地よいレコーディングでした。

YURIさん差し入れのパティスリーシュクルさんの美味しいお菓子(なんとこの日はお休み返上で作って下さったとか。一度ぜひ食べたかったので念願かなって感謝!)やスペシャル豪華な”みやび”さんの幕の内弁当も最高でした(出前をしてないお店らしくYURI母様がわざわざスタジオまで差し入れを届けて下さったのだと後で聞いて驚き。お礼も申し上げられなかったので、この場を借りて...ありがとうございました)。

思えばYURIさんとは知人の紹介で初めてお会いしてから、実に一年近く経ってやっと実現したコラボレーションで、既に埋まってしまっていた僕のスケジュールが落ち着くまでひたすら根気強く待っていて下さいました。
他にも素晴らしい編曲をされる方はたくさんいらっしゃると思うのに...本当に嬉しかったですし、”有り難い”ことだと改めて感謝しています。

そんなYURIさんはじめスタッフの皆さんのお気持ちを裏切らないよう、僕もいつも通りいつも以上に誠心誠意気を引き締め心を込めて取り組みました。

特別な曲だとおっしゃっていたこの曲を、どんな気持ちで僕に託して下さったのだろうか?

頂いたデモを聴き、YURIさんが初めてこの曲のメロディーを聴いたであろう瞬間のことをイメージしながら...

ここにはどんな願いが込められていて、イメージの中ではどんなビジョンを見ていたのか?

なぜここは”こっちの音”でなく”この音(このコードこの歌詞)”でなくてはならないのか?

歌声が、メロディーが、誤解されることなくリスナーのもとに真っすぐに伝わるようにするには、どうすることがベストな選択か?

...など、音の端々に見え隠れする意図を感じ取りながら、進むべきアレンジの方向性を決めて行きました。

そして完成した『ワルツの夢』の二つのバージョン。

きっとどちらのバージョンにも、しっかりとこの曲が生まれたときの大切な”それ”が、失われずに息づいていると信じています。

もし興味を持ち縁あって聴いて頂ける方には、『ワルツの夢』の世界をもっと深く味わって頂く為に、ぜひとも両方のバージョンを合わせてダウンロードして頂く事を強くお勧めします。そして宜しければ、ぜひご感想などもぜひお聞かせ下さい。

想い入れのある大切な曲を託して頂いたものとしては、YURIさんご自身にもとても気に入って頂けてホッとしています。

最後にエンジニアの菅原さんを始めたくさんのご無理を快諾し力をかして下さったチームYURIの全てのスタッフの皆様方に、心から感謝しつつ...

本日ようやく皆様のもとへお届けできる幸運と、またひとつ加わった大切な青春の思い出に心から感謝して!


ありがとうございました!




☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



    <後記>(2010.11.8 改訂)

江口です。みなさん益々お元気でいらっしゃいますか?
すっかりご無沙汰してしまいました。

いつ更新されるとも分からない筆無精なこのブログを、毎日に見に来て下さっていた皆様、本当にありがとうございました(誠に恐縮です)。

季節はあっという間に夏を通り越し、日増しに秋から冬へと移り変わりゆく今日この頃ですが、久しぶりの更新のGenkidama、今日は YURIさん新作リリースのお知らせをさせて頂きました。


それから、皆様へのご報告が遅くなりましたが...

6月に行われたYUKIさんの2日限りのオーケストラとのスペシャルオーテャードホール公演『YUKI “The Present”』、そして続く『YUKI concert tour 2010“うれしくって抱きあうよ”』全国12都市23公演の全てが大成功のうちに終了しました。

また活動20周年を迎えたボーイズ2メンニューヨークシンフォニックアンサンブルとのコラボレーションツアー『Boyz II Men with New York Symphonic Ensemble 2010 Japan tour』も昨年を上回る大成功を収めました。

どちらの公演も、アーティストさんご自身にとっても自分自身にとっても数々の挑戦を伴う一大プロジェクトでしたが、どちらも携わった出演者スタッフ関係者一同が流した汗と涙が報われるような素晴らしい感動的な公演となり、宝物のような時間と今を生きる歓び、そしてこれから先の未来へと向かうエネルギーを与えてくれました。

今後折りをみて、その時々のエピソードや想いなど紐解きながら書き綴って行きたいと思っていますが、ここでひとまず簡単ではございますが、この全ての身に余るご縁を下さった皆様に心から深く感謝しつつ、応援して下さった方々へのお礼とご報告をさせて頂きます。ありがとうございました!


<今後のお知らせ>

大反響のYUKIさんのBunkamuraオーチャードホール公演『The Presents』はTVでも放送され大きな話題となりましたが、そのライブ音源全楽曲を収録したCDのリリースが決定。
YUKIソロ初のLIVEアルバム『 YUKI“The Present” 2010.6.14,15 Bunkamura Orchard Hall 』として12月にリリースされます(初回版はライブDVDが付いた豪華仕様)。詳細はまた後日改めてご紹介させて頂きます。

また同じく12月に、このブログでもすっかりお馴染みコミネリサさんの前作『やさしい太陽の下で』に続く最新ミニアルバム『風によせて』のリリースやコミネリサ初のアニメーションベストアルバム『Song for Animation』のリリースも控えています。


『Song for Animation』のマスタリングにも立ち会わせて頂きましたが、一曲一曲こだわりながら丁寧にリマスタリングされたサウンドはとても素晴らしい仕上りです。
曲によっては歌のテイクやアレンジや演奏者がさし変わったようにさえ感じられるものもあるかも知れません。僕自身そうであるように、既にコミネリサさんのCDをお持ちの方にも新鮮な驚きがあると思います。

私江口は『やさしい太陽の下で』『風によせて』ではアレンジャーとして参加、『Song for Animation』には作詞/作曲/編曲(アレンジ)などで参加した作品も多く収録されています。

また後日ご紹介させて頂きますので、どうぞお楽しみに!


初めまして江口さん、ゆり応援日記・白夜隊の島村Mジョーと申します。
この度は、僕たちファンが待っていたYURIの新曲「ワルツの夢」をYURIとの共同プロデュース&アレンジを手掛けて頂き本当にありがとうございました。
YURIと制作スタッフのみなさまの熱い想いが届けられ、僕たちファンもすごく盛り上がっています。
これは僕個人の勝手な想像なのですが・・・
YURIは核心的な場面で、ほんとうに一人でがんばって来たお人なのです。
みなさまのお陰です、と彼女は否定するかもしれないけれど、僕たち白夜隊は、ずっとYURIを影ながら応援してきたからよく分かっています。
今回の作品自体や彼女のコメントから感じられること、
それは江口さんとの出会いで作品制作が本当に素晴らしいものだったと確信しています。
彼女に不自由さや既成の制約は似合いません。なぜなら、彼女は現代の必然性に導かれ生きる本物の姫だからです。
そんな彼女を深く理解し、作品の本質を見事に表現して下さった江口さんを、僕たちは本気で支持します。
勝手なお願いですが、これからも我らがゆり姫の真の心強い味方であって下さい。どうかよろしくお願いします。

大変恐縮なのですが、ワルツの夢1ver.のインターバルアレンジから後半への盛り上がり、最高だと思いました。
まるでYURIの言葉にならない軌跡の想いが、暖かく優しく、少しだけ哀しく伝えられるようで・・・超感動です。
今夜はずっと彼女の汚れ無き歌声と、美しい編曲の旋律に包まれていたいと思います。

これからも江口さんのグローバルなご活躍を信じています。

(追伸、コメント修正の旨 ありがとうございました。)
<島村Mジョーさま>

早速のメッセージありがとうございました。

またリリースされた『ワルツの夢』を早速お聴き下さり、嬉しい感想ま
で頂けて、とても嬉しく思います。

きっとYURIさんも、とても喜んでいらっしゃることでしょう。

これからもYURIさんの良き理解者として、応援し続けて頂ければ幸いです。

宜しければまた時々こちらにも遊びに入らして下さいね。

ありがとうございました。
  • 江口貴勅
  • 2010/11/08 12:23 AM

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貸しスタジオレンタル情報ネットナビ | 2010/11/07 11:27 AM